リクシルでお風呂を選ぶとき、標準はFRP製です。オプションでリクシルの新素材「パールクォーツ」製のミナモ浴槽に切り替える決断をしました。多くの方がこの新しい素材「パールクォーツ」についてどうしようかな…と迷っていると思います。この記事ではパールクォーツにした感想やその利点をシェアします。なぜFRPからパールクォーツに移行することにしたのか、その差は一体何なのか、そして私たちがその決定をした結果、どんな違いがあるのかを詳しくお伝えします。
目次
パールクォーツはリクシルの「ミナモ浴槽」専用の人造大理石
パールクォーツは、リクシルのユニットバス「ミナモ浴槽」と「ミナモワイド浴槽」専用の新素材とのことです。人造大理石は大理石とはまったくの別物で、標準のFRPと比べると艶がある感じのものです。パールクォーツはアクリル素材を浴槽表面に塗ってあるアクリル系人造大理石という材質のようです。
カラーバリエーション
重厚感ときらきらとしたつやのある上質な人造大理石など3素材13種類の浴槽カラー。パールクォーツ
表面が平滑でツヤのある美しい人造大理石。パールのきらめきと深みのある透明感が印象的。ミナモ浴槽とミナモワイド浴槽専用の新素材です。
ショールームでパールクォーツ、ルフレトーン、FRPを比較すると・・・
リクシルのショールームに行くと、パールクォーツ、ルフレトーン、FRP、さらにはそれより上位の浴室・浴槽も実物を見ることができます。実際にリクシルのショールームに行って確認してみると、パールクォーツ、ルフレトーン、FRPの3種類を比較すると、確かにパールクォーツは綺麗です。特にブラックのパールクォーツがひときわきれいに見えるのです。たた、ここで綺麗が演出されているのは浴槽の素材が違うだけでなく、壁パネルや照明も違っているので「パールクォーツだとめっちゃ雰囲気あるなぁ」「キラキラでかっこいいなぁ」って思っちゃうんですよね。
リクシル ミナモ浴槽のパールクォーツ(ホワイト)を導入した感想
完全に個人の感想ですが、ミナモ浴槽のパールクォーツ(ホワイト)を導入した感想です。
ショールーム見たパールクォーツは際立って綺麗だったが、実際に施工してみると印象が違う
リクシル ミナモ浴槽のパールクォーツ(ホワイト)を導入する前にショールームで見ると、みんなパールクォーツ綺麗だなぁとちょっとほしくなる人が多いと思います。私自身もネット上でLIXILの浴槽の評判について色々調べながら「満足度が高い」「美しい」「掃除が楽」などの口コミを見て、実際にショールームに行ってきれいだと思い導入を決めました。実際に導入した人からの感想や口コミというのはネット上を探してもほとんど出ていないんですよね。満足度が高いとかの美しく口コミや評価を書いているのはほとんどがリフォームの業者などでした。
正直FRPとパールクォーツの違いは並べて比較しないとわからない
実際に施工をしてもらい、パールクォーツ(ホワイト)の浴槽を見た第一印象としては「あれ・・・FRPじゃない・・・?」という感じでした。パールクォーツの浴槽は、キラキラとしたパールが散りばめられていて透明感があるという素材ですが、照明や壁の色、窓があるかないかなど周りの環境にかなり印象が左右されるようです。私の場合には浴室に窓を設けないようにして、壁パネルについては一面だけがアクセントパネルという形でいわゆる標準仕様にしてしまいました。この場合には周りの白い壁パネルとパールクォーツで、結局白に白の光が当たっているので、気持ちテカテカと光沢がありますが、パールのキラキラがほとんど見えず、「パールクォーツ入れたんだよな」と自分に言い聞かせて表面に焦点を合わせてみないとなかなか実感できないレベルです。(個人の感想です)
おそらく、照明や壁パネル、窓の採光にもこだわって計算すれば、パールクォーツ素材の浴槽の美しさを活かせるのではないかと思いました。
ミナモ浴槽のデザインは綺麗
ミナモ浴槽の丸みを帯びたデザインはとても素敵です。プールみたいな雰囲気ですね。ふちはミナモが広がるように広がっていますが、そこに近い部分は節水も兼ねて普通の浴槽と同じような幅なので、あぐらをかくような姿勢を取ろうとした際には少し狭さを感じます。1坪サイズにした場合そのような感想だったので、気になる人はサイズ感もショールームで確認してみてもよいかもしれませんね。
FRPに比べるとパールクォーツの方が掃除は楽!
以前住んていた家ではFRP浴槽だったのですが、掃除についてはパールクォーツの方がつやつやしていてやりがいあります。ちょっと洗剤をシュッシュして、スポンジでなでるとつやっと汚れが落ちます。ネット上の口コミでは、シャワーをかけるだけで汚れが綺麗になるという書き込みも見ましたが、少しはこすらないとざらっとします。FRP浴槽と比べれば掃除の時間は半分くらいで済むイメージです。(お湯を抜いて放置してしまうと汚れが固まってしまうのはどんな浴槽でも多分同じなので、ふろの湯を抜いてそのまま掃除した方が楽だと思います。)
まとめ
パールクォーツの口コミが少なかったので、こんな感じですよという感想を書かせていただきました。
まとめますと・・・
- パールクォーツに変えるだけでなく、照明や壁パネルとのバランスも考えた方がよい
- ショールームでは、パールクォーツ以外の照明などの要素で美しく見えている可能性がある
- ハウスメーカーや時期によりオプションの差額が変わるので、見積もりは取ってみてもよいかも
- 風呂を選ぶのは注文住宅でも中盤なので、外壁や屋根、断熱などを優先して余裕があれば浴槽を検討の方がよさそう
- どうしてもの場合にはユニットバスはリフォームできるが、屋根・外壁・断熱材・窓サッシは簡単にリフォームできないので後々も考えて選択を
という感じになるかと思います。ご参考になりましたら幸いです。